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日本を救うのは一般有権者が引き起こすバタフライ効果か?

皆さんは、「バタフライ効果」

という言葉を聞いたことがおありでしょうか?


「ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきは

テキサスで竜巻を引き起こすか?」というあれですね。


マサチューセッツ工科大学の気象学者、

エドワード・ローレンツさんによる、

「蝶がはばたく程度の非常に小さな撹乱でも

遠くの場所の気象に影響を与えるか?」

という問い掛けに由来すると言われています。


Wikipediaによれば、カオス理論で扱う

カオス運動の予測困難性、

初期値鋭敏性を意味するとのことですが、

難しい理論はさておき、一般的には

「蝶の羽ばたきによるわずかな風圧のような、

些細な出来事が因果関係を繰り返した末に

大きな変化に繋がること」

と理解されていると思います。


ロマンチックな響きがありますが、

私は日々、日本という国の行く末を案ずるときに、

この「バタフライ効果」を信じるしかない、

と思っています。


私が代表を務める「日本エア野党の会」の

会員限定のFacebookグループでは、

毎日活発な意見交換がされています。

日本列島、および海外に散らばる会員は個別の蝶で、

意見交換は蝶の羽ばたきにあたると思います。


業界団体にも宗教団体にも労働組合にも属していない

個人の意見はなかなか政治に反映されません。

漠然とした世論というものはありますが、

あまりにも掴みどころがありません。


しかし、一羽の蝶の羽ばたきによって生じた

僅かな空気の乱れを風に変えていくことができたら、

日本の将来に肯定的な変化を

与えられる可能性があるかもしれません。


たとえば、

「横浜の北朝鮮工作船資料館に

拉致問題の展示がないのは問題だ」

と私に訴えてきた人はこう思っていたに違いありません。


「これまで色んな人に話して来たけど、何も起こらなかった。

今回も無駄だろうけど、一応この人にもダメ元で話しておこう」


実際、全然強い語調ではなく、

ささやくような言い方でした。

しかし、それでは見に行ってみようということになり、

実際に見学すると、

海底から引き揚げた工作船が展示されているのに、

拉致被害の「ら」の字もないどころか、

壁面の看板に北朝鮮の文字さえない

ことがわかって愕然としました。


「政治家に相談すべきだが、誰に相談したものか?」

と思案すると、知人が

「それなら山谷えり子先生でしょう」

とアドバイスしてくれました。


そこで「あ、山谷先生の秘書さんには

以前お会いしたことがあったな」

と思い出し、連絡してみると、幸運にも覚えていてくれて、

陳情書を提出することになりました。

そして自民党拉致対策本部で話し合われることになり、

さらに多くの人が関与する。

その動きを見て、支援してくれる人も現れる。

壁面の看板については横浜市も関わるようになる…

もうここまで来ると、蝶の羽ばたきが風になっています。


何事もひとりで成せることはありません。

大勢の人が感応し、共通する目標に向かって行動を起こし、

その動きが流れ(stream)となったときに、

初めて物事が動くのです。


しかし、それも、最初の蝶の羽ばたきがなかったら、

実現しなかったことでしょう。


今、日本中で蝶の羽が震えています。

それらが作り出すわずかな空気の流れを風に変えていくこと。

それができれば、光が見えてくるはずです。


「蝶の羽ばたきが竜巻を起こすわけがないじゃないか」

と一笑に付す人もいるでしょう。しかし、そういう人は、

ウルトラマンのような異星人のスーパーヒーローが

日本と世界を救ってくれるのを待ち続けることになるでしょう。


残念ながら、日本は戦後最大の国難に

国力低下の局面で遭遇してしまいました。

楽観的な予想は全く成り立ちません。


私たち一般有権者にできることは、

「バタフライ効果」を信じて、羽を振るわせ続けること。

それしかないと思います。


そして「日本エア野党の会」は

ひとつでも多くの風を作り出すことを目標としています。


( 山岡 鉄秀 :Twitter:https://twitter.com/jcn92977110 )